※2019年10月11日に「スマホdeチェキ」の後継機「mini Link」が発売されたこともあり、2021年6月18日に最新の情報に改定して更新しています。
カオルPです。
2019年6月12日、FUJIFILMより新しいチェキが発表されました。
「instax mini LiPlay」です。
どんなチェキかというと、デジカメであり、プリンター!そして録音機能付き!のチェキです。
※アメブロに速報記事を書いています。
【速報レポ】FUJIFILMから飛び道具キタ★新時代チェキ「LiPlay」はココがスゴイ!
写真を選んでプリントできるチェキは2タイプあった
インスタントカメラ「チェキ」は撮影と同時にプリントがされます。とても面白いのですが困った面もあります。それは、失敗ショットでもプリントが排出されてしまうこと。つまり、失敗写真にもプリントコストが発生してしまう。
チェキのプリントに使うフィルムは専用のチェキフィルムで、10枚1パックで販売されています。
1枚あたり80円前後、それが安いか高いかは、感じ方は様々あると思います。
コンビニや写真店店頭でプリントする場合、プリント代は1枚30〜40円なので、それに比べるとやっぱり高いと感じるのではないでしょうか。
「失敗写真までプリントされちゃうのはイタイ!」。
それならプリンター付きのデジカメを使うかプリンター専用機を使えば良い。
撮影した後で、良い写真を選んでプリントすれば良いということです。
デジカメタイプのチェキ(写真をデジタルデータでも残せる)
「SQ20」はデジタルカメラでありながら、チェキプリントが出来るもの。撮影した写真にフィルターをかけてプリントすることも出来ます。撮影データは本体またはmicroSDに保存することが可能です。
特徴的なのはチェキフィルムとしては新規格の大きめのスクエアサイズフィルムを採用していること。大きなましかくフィルムが内蔵されるため、カメラもゴロンと四角いです。ちょっと重いのが難点でもあります。
プリンタータイプのチェキ(「スマホdeチェキ」)
チェキプリンターとしては「SP3」という商品が出ています。
「SP3」はスマホの周辺機器といった位置付けで「スマホdeチェキ」という商品名。
スマホで撮った写真をチェキプリントできるものになります。スマホの写真を「スマホdeチェキ」にwifi転送します。こちらも「SQ20」同様スクエアサイズフィルムを採用しています。
チェキとしては馴染みのあるカードサイズをプリントできるものとしては「mini Link」があります。こちらはスマホとの接続がBluetoothになりました。
こうしてみると、例えば
「SQ20で、スマホ写真もプリントできたら良いのに!」と思ったりしませんか?
1台で撮影もできて、データも保存可能。なおかつプリントもできる、そういったチェキはこれまでありませんでした。
「instax mini LiPlay」は全部入りのチェキ!
ところが、今回発表された「instax mini LiPlay」 は全部入り!なのです!!!
つまり撮影ができて、撮影と同時にプリントも出来る。そして撮影データも保存できる(microSD)。その上、スマホで撮った写真もプリント(Bluetooth接続)できるのです。
つまり、カメラ機能を持ちながらも、スマホプリンターとしても働いてくれるのというわけ。
前述の機種を持っている私としては衝撃でしたが、逆に「やっと出たね!」とも言えます。
しかし、こうなると一体どう使い分けたらいいのか?!
「スマホdeチェキ」シリーズのメリット・デメリット
以前アメブロの方で、こんな記事を書いています。
デジタルチェキVSスマホdeチェキ!買うならどっち?
「スマホdeチェキ」の欠点は、その機動力です。
例えばイベントでその場ですぐに撮影した写真を渡したい!という場合。
スマホから飛ばすというその作業の分だけ、時間がかかってしまうところが難点。
インスタントプリントの「スピード感のある楽しみ方」「瞬間のシェア」といったことはチェキの最大のメリットでもありますからね。
スマホに入っている写真をプリントするのは、チェキフィルムでなくても良いとも言えます。
「instax mini LiPlay」 は「デジカメなのにスマホの写真までプリントできるから楽しみが広がるね!」とでも言うと良さそうです。
スマホプリンターとして、「Liplay」と「SP3」を比較してみました。
プリンタ専用機である「SP3」「mini Link」の方が、トリミング、回転、色調整など細かい調整がしやすいという感想です。
また、あまりないとは思いますが、不特定多数のスマホからプリントをする場合。
「つなぎ変え」という意味で「SP3」の方が楽です。「Liplay」「mini Link」はBluetooth接続のため、一度繋がるとがっちり繋がりますが、逆に他のスマホに繋ぎかえるときには、ちょっぴり手間がかかります。
通常1スマホに1チェキでつかう事が多いでしょうから、あまり気にするポイントではありません。
「instax mini LiPlay」は先行商品とのバランス無視?
「instax mini LiPlay」が本当にすごいのは、そのサイズ感です。軽量かつコンパクト!
しかも買いやすい価格設定になっています。
17,500円〜くらいで、デジカメ兼スマホプリンターが買えちゃいます。
お値段がお手頃すぎってところで先行商品とのバランスが〜!
スピード感あるプリント、データ保存、スマホとの連動性、
持ち歩くのに苦ではないサイズ感、それに加えて値段的な購入しやすさ!
もし今チェキが欲しいなあ〜と思っている方は、こちらを候補に入れるべきだと思います。
だって更に面白い機能があるんですよ。
「音チェキ」!肝心の音が入る機能は?
実はこの「instax mini LiPlay」には特筆すべき画期的で面白い機能があります。
それは録音機能です。別名「音チェキ」と呼ばれる所以です。
といっても、カメラ本体に音が記録されるのではありません。
プリントした写真に音がつけられる、ということ。
「んん?どういう意味?」って感じですよね。
音をつけたい写真を選んで「LiPlay」のカメラから音声入力。
入力された音はスマホ回線を通じてサーバへ!
そうすることで、プリント時にQRコード付きプリントが選べるようになります。
そのQRコードをスマホで読み込みます。すると、入力した音声がスマホで聞ける!というわけ。
今のところ、音声預かりは1年くらいを想定しているようですが、
利用者の状況に応じて延長される可能性も大かと。
臨場感あふれる音やメッセージをつけてチェキを渡せばびっくりされることは間違いないですね!
お礼のメッセージはもちろん、離れた祖父母に子供の声を聞かせたり。その他、照れ臭くて直接言えないことなんかを吹き込んでも面白そうです。
音付きチェキ。
グリーティングカードとしても面白いし、やはりイベント(結婚式や卒業式など)で、
最も魅力を発揮するところでしょうか。
これ、うまく利用すると名刺にもなるんですよ。それについてはまた別記事で!