コラム

ハードディスクなど記録用ドライブはどう処分?ドリルで破壊を依頼

はーい!シワ姫よ!
8のつく日は「笑いジワ」の日の姫ブログ。

最神奈川県庁のハードディスクが大量に流出したというニュースは知ってるワよね?
神奈川県、行政情報に大量流出懸念 廃棄機器転売され(日本経済新聞)

個人情報を含む行政データが蓄積されたハードディスクが転売されていたのだというのには
本当に驚いたワ。
公の機関のデータだからこそ、問題も深刻かと思うけれど、
では、個人の使っていたハードディスクはどう処分しようか?
というのが今日のお話よ。
たまたま最近、ここの管理人のカオルPが友人に相談されて、
データ救出からパソコン処分まで行ったので、実例とともに紹介するワ。

10年前以上のパソコンを処分したい!

ことの発端はカオルPの友人のMさん。
家の整理をしていて、この問題につきあたったそうよ。
マンションで廃品回収をしているから、そこに出していいものなのだろうか?
・・・という素朴な疑問ね。

聞けばパソコンの中には、過去のご実家のお仕事のことや、
人に見せたくない個人情報が入っているそう。
これは、データは確実に消去してから廃棄したいところね。
救い出したい大事な写真も入っているとのことで、
このデータ救出のことについてはカオルPがこちらで書いているワ。

●古いパソコンには古いメディア(古いUSBメモリ、古いSDカード)で対処せよ!
●スマートメディアは「プリンチャオ」で救済できる?データを残すには?

データを読めなくする二つの方法

ハードディスクなど記録用媒体の中身を見ることができないようにする方法としては
二つの方法があるワ。

  1. ひとつはデータ消去アプリを使って中身をしっかりと消去する
  2. もう一つは物理的に壊す

データ消去アプリを使う方法

これはアプリを使って中身のデータを消し、さらに、再度読み込むことが難しいように
無意味なデータで上書きする方法。
SDカードなんかでもそうなのだけど、データを「消去」するだけでは中身は消えてないの。
一見、見えなくなっているだけ。この状態だとデータを復元するのはとっても簡単。
(うっかり「消去」してしまったら、データ復旧アプリを使うと比較的簡単に復旧できるワよ。)
なのでしっかりとその上に、めちゃくちゃなデータを上書きすることによって、
中身を見えなくしちゃうの。
書類でいうと「目隠しスタンプ」に似てるワね。
個人情報保護スタンプよ。こんなヤツ。


物理的に壊す方法

もう一つは、物理的にディスクを壊してしまう方法よ!
ハードディスクは金属製でとても固いワ。
どうやって壊すかって?ドリルで穴を開けるのよ!
これは「個人情報保護スタンプ」なんてもんじゃないワね。
書類でいえばシュレッダーするようなもんよ!

回収業者での対応

そもそもパソコンの処分は小型家電リサイクル法にのっとって処分する必要があるのね。
中に含まれる有用金属、レアメタル等をしっかりリサイクルする必要があるからよ。
だから、それをきちんとやってくれる認定業者へ排出しなくちゃダメ!
リネットジャパンは有名で、各地方自治体とも提携しているワね。

この時、データを消さずに回収に出してしまってもいいのか?

ってことなんだけど、国のガイドラインではこうなっているワ。

●専用のデータ削除ソフトウェアの利用又は物理的な破壊等により、復元不可能な手段を採用する。
●電子媒体等を廃棄した場合には、削除又は廃棄した記録を保存する。また、これらの作業を委託する場合には、委託先が確実に削除又は廃棄したことについて、証明書等により確認する。

そんなわけで、リネットジャパンでは、
自分でソフトを使って消去するか、委託するかを選べるようになっているワね。

ちなみにニュースの神奈川県のケースでは、データ削除を委託したにも関わらず、
その証明書が届いていないという例!

データが残ったままのハードディスクを盗まれたわけよね。
まさか自分のハードディスクがそんな目に合うとは思いたくないけれど、
こればかりは分からないワ。

とにかくソク壊したい!

自分でハードディスクを壊す場合、危険が伴うことがあるので、
あまりオススメじゃないようね。
でも、今回は古いパソコンということもあり、データ消去ソフトが動かせるかどうか確認するのも大変だし、動いたとしても時間がかかる。
でも目の前で確実にアクセス不能と確認したい。
こうなると、もう壊すしかないワ。

ソフマップ(ビックカメラグループ)のHDD破壊サービス

壊してくれる業者はあるのかしら、と探してみたワ。
ありました!
ソフマップ(ビックカメラグループ)のHDD破壊サービス!

ソフマップではデータサポートしてHDD破壊の他、
データ移行などのサービスもまとめて面倒見てくれる。個人にはありがたいワね。
しかも1020円というお願いしやすいお値段設定。

ビックカメラググループサービスサイトより

ビックカメラ有楽町店に持ち込んでみた

流れとしてはこんな感じだったワよ。

受付:注意事項や制約事項を読んでまずサイン。

まずはパソコンからハードディスクを取り出す作業。
これは別途料金がかかります(520円。2019.12現在)
取り出し自体は、ガラス越しのバックヤードで行います。

取り出すと持ってきて見せてくれます。

もちろん許可を取って撮影しています。

ガラス越しのバックヤードにある、専用の機械に!

しっかり蓋をしめて、ドリル!
これなら中の部品が飛び散って危ないということもないワね。

こんな感じで4箇所、がっつりと穴が開けられました!

こうして目の前でわかりやすく作業してくれるから、
目に見えないデータの消去でも、すごくわかりやすいとMさんはとても感動していたワ。

こうして無事にデータは守られたワ。友人はとても喜んでいたワね。

ま、姫もカオルPも、工作好きの血が騒いで、
ドリルで自分で壊してみたいと思ったのは余談。


ニュースになった神奈川県のケースのように、データ消去を委託しても、
その過程でトラブルが起こるような現状。
本当に心配な場合は、ここまですれば安心ではあるワね。

でも、やはり消去作業を委託できるのはありがたいこと。
データ消去会社への引き渡し過程や、データ消去待ちの記録媒体の管理など、
しっかりと見直すのはもちろん、厳罰が必要だと思うワ。

何でも「捨てる」というのは大変な作業。
特に目に見えないものというのは厄介ね。
大事なデータ、雑に扱ってたりすることも多いから、時々は気にするといいワ。