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脳科学者・茂木健一郎さんも絶賛!カメラを使った子供教育!撮りっぱなしもいいじゃない?

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何気なく見ていたNスタでこんなニュース。
日本の女子大学生、アフリカの小国「レソト王国」で子どもの教育に寄り添う

就学率の低いこちらの国で、子供たちの視野を広げるため
カメラを持たせることで、新たな視点に気づいてもらっているというものです。
詳しくはリンク先を見ていただきたいのですが、この活動を女子大生がやっているとのこと。素晴らしいですね。

今日は撮影が人に与える好影響と写真整理の関係についての記事です。

カメラを持つと素敵を探す、脳が動く!

カメラ・・・まあスマホでも良いのですが、カメラを使うことで
日常から何かを切り出すモードになりますよね。意識はしていないかもしれませんが「残そう」とか「綺麗」とかそう感じながらシャッターを切る。
この作業、脳が活性化するんです。
だから写真を撮るのは楽しい。

冒頭のリンク先の記事でも茂木先生がこのように紹介しています。

「前頭葉のメタ認知っていう自分自身を他人の目線で見る。この働きが写真を撮ることで促されるんですよね。人間の脳にとって他者と出会って自分を知るってことが、人生において一番役に立つと思うので」

脳科学者 茂木健一郎さん

「メタ認知」って、説明するのが難しい言葉ですね。
自分自身を客観的に認知すること、とでも言えば良いでしょうか。
これができることで自分自身を冷静に見ることができ、自分をコントロールできるようになる。結果、より高い課題解決が出来ると言われています。

このメタ認知は前頭葉の働きだそう。前頭葉は記憶や感情のコントロール、洞察力や判断力といった高度な機能を果たすところ。つまりココの機能が低下することは、やる気のなさや関心の減退につながるので、とても大事なところなわけです↓
参照:ボーッと生きてると人生がうまくいく理由:悩みとストレスを消すコツ

カメラを持って写真を撮る行為は「メタ認知」すなわち「脳の活性化」に一役買うというわけです。
実際、カオルPも撮影をし始めると楽しくなって、ああでもない、こうでもないと角度を変えてみたり、動き回ったりして活動的になっちゃいます。

「撮りっぱなし」が良くないなんて言う必要なし

カオルPは写真整理の人だと思われています。
写真整理を伝える方は「撮りっぱなし」に問題提起をすることが多い(私も過去そうでした)。
ですが、撮りっぱなしだって意味はあると思っています。それは上述の理由です。
楽しく、好きなものを撮って、脳(心)を元気にして、体の元気にも繋がるのであれば、撮る事自体に意味は大きいでしょう?

以前「あさイチ」で「幸せますカメラ女子部」が取り上げられました。
その話にも共通するものを感じるので、この記事でも紹介しますね。

「幸せます」って言葉があるの?どんな意味?

「幸せます」は山口の方言です。

幸せますとは、「うれしく思う」や「助かる」という意味で使われる、山口県の方言。防府ではこの言葉を使って町を盛り上げている。地元の高校生たちが写真を撮る「幸せますカメラ女子部」や、商工会議所が中心となった「幸せますブランド」という試みもあり、自転車の無料点検やヤギの除草サービスまで「幸せます」が使われ人気となっている。

「あさイチ」HP

この言葉、山口県では普通に使われているのだそう。
この言葉はその意味も良いですが語感がとても素敵ですね。
「幸せ」に「ます」がつくことで幸せが増すといった意味合いにも取れるところがとても良いです。

地元の高校生たちが写真を撮る「幸せますカメラ女子部」

そして、番組内で紹介されていた「幸せますカメラ女子部」から大切なことを感じました。言ってみれば「写真部」なのですが、撮る時の姿勢がはっきりしているのがよかったのです。

それは、「幸せを感じる」ところを切り取る。

実際、私たちがシャッターを切る時って本来そういうシーンが多いはずですよね。何かしら心が動いた時にシャッターを切ろうとするのだから。
それは、その瞬間の「感動・幸せ」をおさめているわけです。自覚してないかもしれませんが。

アルバムを作るのが全てじゃない!写真整理で幸せの追体験

ちょっとここで写真整理の話をします。
上述したように撮るだけでも幸せになっちゃったりする写真ですが、写真整理をすることは幸せの追体験にもなります。

写真整理というと家族写真や子供写真がテーマになることが多く、そういった写真をアルバムにすることばかりが写真整理だと思われがちです。
ですが、写真整理で大切なのは幸せの追体験。あなたが好きな被写体なら家族写真に限らず何でも整理すれば良い。そしてそれはアルバムにすることが整理の全てではありません。写真の出口はいろいろなところで良いわけです。

  • 例えば過去の建造物。
  • 今は走っていない車両。
  • 好きだと思う飲食店。

それを見たい人は他にもいるでしょう。
見せる相手を家族や友達に限定する必要はありません。

今は写真で発信できる時代。Instagramなら文章がなくても大丈夫。
ブログなら思いや説明文も入れられます。しかも無料で使えるサービスが沢山。

フィルム時代に撮った写真なら沢山ある!っていうなら、デジタル化すると良いかもしれませんね!古い写真に価値を見出してくれる方もいるでしょう。

リアルな写真コミュニティが家族や友達なら、
オンラインでコミュニティを作れるのがネットです。新しい仲間も増えそうです。

写真は撮ってる時も幸せだから

写真を撮る時はどこか幸せ探しモード。
だから写っている写真を見返す時も、その気持ちを呼び起こすことができます。
撮りっぱなしにせず、見返すといいっていうのは、そこですね。

お世話したペットがかわいいのも
育てたお花が綺麗なのも
それはそもそもみんな、あなたのおかげなのです。

この記事は2020年2月28日に公開した記事ですが、2022年5月16日に加筆訂正して再度公開しました。