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「おもいでばこ」がGoogleフォトと連携!Googleフォトの容量を節約しながら使うには?

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こんにちは。写真整理アドバイザーで「おもいでばこ」の認定アンバサダーでもあるカオルPです。

写真の管理を「おもいでばこ」メインにされている方は、「おもいでばこ」からクラウドにバックアップ出来たら良いなあと思ったことはないですか?
バックアップとして、また外出先から見ることも出来るクラウドは便利ですよね。

「おもいでばこ」からは直接Googleフォトに写真をアップロードできる機能があります。
今日はGoogleフォトを節約する前提で「おもいでばこ」からどんな写真をアップロードすればいいか考えてみたいと思います。
Googleフォトにはなるべくお金を払いたくないなあという方の参考になれば嬉しいです。

この記事は2021年4月24日に公開した記事ですが、2022年10月6日に最新の情報を加え再度アップいたしました。

「おもいでばこ」からGoogleフォトに写真をアップできると何がいいの?

「おもいでばこ」から直接写真をGoogleフォトにアップロードすれば、以下のようなことが出来るようになります。

  1. デジカメの写真をパソコンなしでGoogleフォトにアップロードできる
  2. 出先でも写真を確認できる・離れた家族との写真の共有やSNSシェアが楽
  3. GoogleフォトのAI機能で画像検索ができる
  4. もう一つのバックアップ先としてGoogleフォトが利用できる

これだけ色々なことができるなら、むしろ「おもいでばこ」は要らないのではない?
と思いましたか?いえいえ。それはまた別の話なんです。
「おもいでばこ」は家族が安心して見ることが出来るアルバムです。見返しや家族間共有は「おもいでばこ」は抜群に便利です。

逆にいうと、仕事や趣味の写真は最初からクラウドを使っても良さそうです。
なので、本記事では、4)のもう一つのバックアップ先として考えます。「もう一つ」と書いているのは、「おもいでばこ」は「おもいでばこバックアップキット」というバックアップ用ドライブをセットで使うのが好ましく、これがある前提です。
「おもいでばこ」+「おもいでばこバックアップキット」+もう一つのバックアップ先としての「Googleフォト」の(料金をおさえた)使い方を考えます。

Googleドライブのベーシックプランに写真は何枚入る?

GoogleフォトというよりGoogleドライブという方が正確ですね。Googleドライブの中で、メール、書類、写真を管理できます。この写真の部分をGoogleフォトと呼んでいます。

Googleドライブの料金プランは現在下記の通り(2022年10月6日現在)。
無料で使えるのは15GBとなっています。最も安いプランが100GBのベーシックで月額250円です。
15GBではさすがにキツイのでベーシックプランで考えてみましょう。

https://one.google.com/about/plans?hl=ja

100GBって一体どれだけの写真が入るのだろう?
ということになるのですが、私のiPhone12 mini で写真を撮ると1枚3〜5MBでした。
ちなみにミラーレスで撮影する時は一番小さいサイズに設定していて、やはり3MB前後です。
※一眼レフのような高画素カメラで最も大きいサイズで撮影されている方は、それだけのサイズが本当に必要か一度考えてみると良いですよ。

iPhone撮影で1枚5MBとして、100GBに入る写真の枚数を単純計算すると
100GB=102400MB
102400MB÷5MB/枚=20480枚
ということで
計算上は約20000枚の写真が入ります。

実際にはGoogleドライブはメールや書類でも容量を使うと思います。
動画を沢山保存するという場合もまた前提条件が変わってきますが、
ひとまず、100GBのうち80GBを写真に使うとすれば
80GB=81920MB
81920MB÷5MB/枚=16384枚

非常〜〜〜にざっくりとした計算ですがGoogleドライブに写真を入れるのは15000枚くらいに
留めておけば、メールや書類を圧迫することはなさそうです。
何度も言いますが、動画や書類で相当使う方は別です。

写真15000枚って多い?少ない?

Googleドライブのベーシックプランでやりくりするには写真を15000枚程度で留めておく必要があることが分かりました。

※実際にはGoogleフォトの圧縮機能を使えばもっと沢山保存できます。
「おもいでばこ」からGoogleフォトに写真をアップロードする場合、サイズを落としてのアップロードはできません。ですが、アップロード後に圧縮することが可能です。
本記事ではひとまず圧縮することを考えず15000枚で考えます。

参考リンク:
Google フォトの容量を解放とは?(別サイトに飛びます)

15000枚をアルバムに入れるとどれくらい?

そもそも15000枚って、昔ながらのアルバムにすると何冊分くらいなんでしょう。

このようなアルバムは1冊あたり写真が200枚程度入ります。もちろんレイアウトや入れ方によって異なるので一概には言えませんが、200枚ほど収納できるということです。
15000枚分をアルバムに収めるとなると75冊!!!段ボール何箱かになってしまいそうですね。
現在はアルバムもスッキリした仕様のものが出ていますから、写真のような厚みにはならないですが、大型アルバムは1冊あたり200枚前後というのは1つの目安です。

15000枚を仮に20年で割ってみる

15000枚、それくらいスマホに写真が入っているのは普通の時代かもしれません。
お子さんがまだ小さいご家庭なら、数年でそれくらいの枚数になっているでしょう。
でもその枚数を見返すのは大変ですよね。

お子さんにアルバムを贈りたいという需要はあります。
まとめたいのは、長くても成人するくらいまでの期間でしょう。約20年分です。
15000を20年で割ると年間750枚。前述のアルバム冊数でいったら3冊強ですから、かなりありますよ?

実際には家族の写真は子供の年齢に応じて増減がありますから、毎年750枚である必要はありません。そのあたりを配慮するとこんな感じでも良さそうです。

  • 子供が小学生になるまで(6年間):1200枚/年
  • 小学生時代(6年間):700枚/年
  • 中高生時代(6年間):500枚/年

終活を考えたら15000枚は十分すぎる量

カオルPも資格を有している生前整理アドバイザーですが、こちらでは終活の一貫として
「マイベストショットアルバム」というものが提案されています。
最後の最後に残す量として30枚程度というのを目安にされているのです。
その枚数に絞り込むというよりは、そのアルバム作りを通して自分の人生を賞賛するという目的も大きいです。要は最終的にそんなに大量の写真がいるのか?という話です。

Googleフォトに預けるべき写真はどんな写真?

毎年700枚前後の写真ならGoogleフォトのベーシックプランで20年くらいは大丈夫!
なおかつそれは十分な量と考えられます。
低コストで預けるということなので、後々まで残しておきたいものが優先です。

  • お気に入り写真
  • 記念写真
  • 行事の写真 などを

メインに絞るということになるのでしょう。

「おもいでばこ」からGoogleフォトにアップロードする際は、条件指定で紐付け出来ます。
あらかじめ「googleフォトへ」といったアルバムを作り、それをGoogleフォトにアップロードするようにするという方法で可能です。

普段から「おもいでばこ」でお気に入りマークをつけている方なら、「お気に入り」だけGoogleフォトにアップロードするようにしても良いかもしれませんね。

「おもいでばこ」本体側でのGoogleフォトアップロード指定画面

Googleフォトへのアップロードは「おもいでばこ」電源オフ時にされます。
「Googleフォト」を見たらおお!確かにアップロードされていました!
スマホやパソコンからしかアップ出来なかった写真が「おもいでばこ」から出来るのはちょっと感動します。

節約するならやっぱり整理が大事

いかがでしょうか?
この方法で一番大変なのはGoogleフォトに入れる写真をまとめておくところだと思います。
操作というよりは作業にどうしても時間がかかってしまうからです。
つい、写真に見入ってしまいますからね。

なのでGoogleフォト用のアルバムに入れるという作業は、できれば月1度くらいのペースでやった方が良いですね。上述の計算なら月60枚も選べますから気楽に好きな写真を選んで大丈夫です。
大事なのはその作業を溜め込まないことかなと思います。

お片付けでもそうですが、片付けないでいると家の中の使い勝手も悪くなり、無駄なスペースをとられたりします。普段からの整理が大事なんですよね。それはデータでも同じこと。容量を節約したければ整理が大事です。物と違い、整理しても見た目の影響がないのがデータなので、適当になってしまいがちですが、写真の場合は整理の時間は写真を楽しむ時間にもなるので、写真を見返す時間と思って取り組んでいただくと良さそうです。