あなたは、記念写真や集合写真を撮る時に上手に「ニコっ」とできますか?
出来なくて悩んでいる人も多いそう!
- 「なんで作り笑いしなくちゃいけないわけ?」
- 「知らないカメラマンに向かって笑えるか!」
- 「ちょっと恥ずかしくて無理」
そんな気持ち。とっても分かります。
今日はその解決法をいくつか提案してみますね!
※本記事は2019年6月8日に投稿した記事ですが、2023年8月16日に加筆訂正して投稿しました。
ニコパチは誰のため?
正面からニッコリした表情で撮影することをよく「ニコパチ」と言います。
そもそも何故、写真を撮る時に「にっこり」しなくちゃいけないのでしょう。
「ハイ、チーズ!」という掛け声も、「チー」の声で口角が上がりやすいからだとか。
つまり「無理矢理笑顔お願いします!」という意味だったりするわけですよね。
「おかしくもないのに笑えるか!」そう思って、ひきつり笑いになっちゃう人も多いし、
撮られていると思うと、どうしても身構えてしまってしまう、それは普通のことだと思います。
そもそも、写真を撮る時に「笑う」ってのは、一体なぜなんでしょう。
カオルPはこう思います。
それを後で見る自分に向けて。
仲間や家族に向けて。
「笑顔でポジティブを伝えている」からではないかと。
写真は残ってしまうから、たとえそれが「作りもの」だとしても、
泣き顔や怒り顏より、笑顔の方がいいというわけです。
笑顔を作る方法!
何か楽しいこと、面白いことがあったら、自然に笑えるけど、
何もないのに笑えって言われても困る。・・・それはそうだと思います。
ましてや反対側でカメラを構えられている!!!
最近のカメラマンさんは、撮影時にリラックスできるようにいろいろ工夫してくれるけれど、
いつもそんなプロカメラマンに撮ってもらうわけではありませんよね。
自分で笑顔を作るにはどうしたら?!
3種類提案してみようと思います。
- 物理的対処:割り箸をくわえて口角を上げるコツを覚える
- 練習:自撮りする
- 情緒的対処:思い出し笑いを利用する
1)割り箸をくわえて口角を上げるコツを覚える
目が笑っていなくても口角さえ上がっていれば笑顔に見えるものです。
コロナ対策でマスクが当たり前の頃は、笑顔が伝わりにくかったのではないでしょうか。
割り箸を一文字にくわえるだけで口角が上がります。鏡を見ながら練習してみましょう。
アヒルさんのお口を目指します!
2)自撮りで練習する
普通のカメラと違ってスマホの自撮りカメラは便利ですよね。
誰かにシャッターを頼む必要がないわけですから。
鏡を見ている感覚で自分のことを撮影できます。
スマホの画面を見ながら笑顔を作って撮影してみてしょう。
数をとにかくこなすのも上手になる近道です。
3)思い出し笑いを利用する
これはカオルPが苦肉の策で編み出した方法です。
1)や2)は形から入るから、なかなか上手くいかないかもしれない。
それなら!
- 楽しかったシーン
- 笑っちゃった場面
- 微笑ましかった時
を思い出してみるのはいかがですか?
いわゆる「思い出し笑い」を利用するのです。
カメラの向こう側で微笑ましいシーンが繰り広げられていることを思い出したり、想像するのです。
可愛い我が子やペットの楽しいシーン。
思い出すと笑っちゃうこと。
そういう素敵な思い出を利用しましょう。
カオルPはロバート秋山さんが好きなので、
秋山さんのクリエイターズファイルのキャラクターを思い出したりしてみました!
例えば
スローフード・アドバイザー セレス・C・グロースとか!
自分の笑顔体験や、大笑い体験、幸せ体験がこんな時にも役立つってことです。
幸せのストックを引き出してみましょう。
実は、カオルPの場合、プロフィール写真が急に必要になって、
慌てて自撮りしてたことがあります。
三脚をセットし、カメラを置いてがんばりました。
でも、卒業アルバムの撮影でもちゃんと笑えなくてトラウマになったくらい
良い表情を作るのは超苦手!!
でも、ここは頑張りどころと思ったのです。
今後、写真を撮られるケースが増えると思ったし、
写真はこれからも撮られ続けるのにその度に苦い思いをするのはしんどいから。
双子の子供達がアホな事をしていたところをを思い出すというのも使いました。
おかげで、今はそんなことしなくても笑えるようになりましたよ。
やっぱり練習って大事かもしれません。
結局、笑顔を作るのは訓練と慣れ。
ちょっと頑張ってみる必要がありましたが、笑顔ってすごい効能があるから練習しても損はありません。
笑顔がもたらす脳への効果
だって、「笑顔」は、それが作り物であっても脳が「楽しい」と錯覚するから。
笑い顔を作っているだけで、楽しい気分になれちゃうってことです。
だから、偽物でも笑うって良い!そんな技なら習得した方が良いに決まっています。
別に楽しいことがなくても笑顔を作るだけで脳は笑っていると錯覚し、気分がほぐれてきます。「作り笑顔」をするだけでも脳のドーパミン神経活動が活発になり、快の感情が引き起こされたという研究報告もあります。
【脳を知る】笑う門には福来る 笑顔で心身ともに健康に「産経新聞ニュース」
『幸福論』を書いた18世紀のフランスの哲学者アランによると「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」とのことです。心身の健康に関しても、渋野プロのように「笑ったもの勝ち」なのかもしれませんね。
あ、そうそう。自分が撮影する側ならシャッターの声かけを変えてみると相手にとっては有り難いはず。
「はい、チーズ」を
「はい、お寿司!」や
「はい、おにぎり!」に変えるだけでも、場が和んだりするものです。
逆に「笑って」はNGワードで、お子さんが写真嫌いになる原因になったりすることもあるそう。
自然な会話をしながら写真を撮ってあげられたら良いですね。