写真整理アドバイザーでもあるカオルPです。
写真（プリント）のデータ化にはスキャナーが必須！ということで、さまざまなタイプのスキャナーについて紹介する機会も多いです。ですが、スキャナーは「写真」ではなく「書類」を保管、整理するために使っている方が多いかもしれません。
「書類」というと「仕事のもの」と思うかもしれませんが、意外と厄介なのが「学校からのプリント」。学校のプリントって、保護者の手に渡らないことも多いようです。お子さんが親に渡すのを忘れる、紛失する、経験ないですか？
学校の保護者向けプリントはメールでもらった方が確実だと思うんですけどねえ。ペーパーレスが進まない学校のIT化の遅れには嫌気がさします。
愚痴はともかく。
お子さんからちゃんと親の手にプリントが渡ったとして、年間予定表や、準備物のお知らせなどは出先でも確認できると便利です。親がプリントを紛失することだってありますから、そういった時も困りません。プリントのデータ化はスキャナーの出番です。
プリントをスキャンし、データ化することでいつでもスマホで確認できます。
スマホカメラで撮影でも十分ですが
文字が判別できれば良いので、スマホカメラでサクッと撮影しても用は足ります。
ですが、スマホカメラで撮ると、以下のようなデメリットがあります。
- 書類が台形に歪む
- スマホの影が映り込んで見づらい
- 写真ロールに保存されるので他の写真と紛れて見つけづらい
中でも、カオルP的には写真ロールとごっちゃになるのが厄介でした。サッと探せないのは困ります。アルバムに分けておけば良いのでしょうけど、そこまでするのは億劫すぎます。
無料のスキャンアプリでは？
ではスマホのスキャンアプリではどうでしょう。スキャンアプリもスマホカメラで撮影しますが、保存場所はそのアプリ内となり、他の写真と区別されます。これは探しやすい！
また台形になりがちな書類も長方形に補正してくれます。さらに、スマホの影も取ってくれます。おかげで書類の視認性があがり、とてもありがたいです。ちなみにしばらく使っていたスキャンアプリは「CamScanner（iPhone /Android）」。これはこれで便利なアプリです。
ですが、無料での範囲内だと
- 共有がしづらい
- 保存の際にアプリ名の透かしが入って邪魔
- 広告が鬱陶しい
といったデメリットがありました。課金しても良いのですが、用途を考えると躊躇する金額。とはいえ、必要な書類を開くのに広告に邪魔をされるストレスは大きかったです。
やはりスキャナー
カオルPの場合は仕事柄、スキャナーを持っています。
これでやろうと思います！
最初からそうすれば良かったのですが、そうしなかった理由はスキャナーを出す手間と設定が面倒だったから。何故そんなにも面倒がったのかと言うとパソコンでやろうとしてたから。単にパソコンが好きという理由です。
実際にはパソコンよりスマホでやる方が断然楽でした。だって、学校のプリントならリビングでさっとスキャンするシーンが多いかもしれません。それならスマホでやった方が楽。
また場所を取らないコンパクトスキャナーなら出し入れも大して苦になりません。
こちらのスキャナー「ScanSnap iX100」は無線でスマホと繋がりますし、充電も出来ます。何しろとてもコンパクト。家庭用ラップ（サランラップとか）のサイズ感なので、リビングのちょっとしたところに収納が出来るのがありがたいです。
スマホでスキャンし、OneDriveに同期
カオルPはスマホでスキャンし、その書類をOne Driveにアップロードするように設定しました。
そしてそのアップロード先のフォルダを家族に共有。
これで私はもちろん、子供たちも出先でプリントを確認することができます。
息子はプリント自体をちゃんと管理しているので、何故今更？と思ったようですが、
プリント紛失疑惑のある娘にはありがたかったようです。
まあ、そもそも学校側がプリントをメールしてくれたら何の問題もないんですけれどねえ。
使用しているスキャナはこちら
ドキュメントスキャナー「ScanSnap iX100」です。
ドキュメントスキャナーとなっていますが、最近は写真のスキャンにも力を入れていて露出補正や赤目補正、退色補正の機能もついています。
この手のシートフィード（原稿送り）スキャナーは原稿を動かしてスキャンします。そのため原稿送りスピードにムラがあると、書類がびよーんと間延びしたりする製品にも過出会ったことがありますが、もちろんこちらはそんなことはありません。写真のスキャンにも安心してお使いいただけますよ！
ただし、写真をデジタル化する場合は、パソコンを使う方がオススメです。高画質でスキャンできるので！
