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「コロナ禍」と「津波てんでんこ」

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シワ姫

はーい!シワ姫よ!
8のつく日は「笑いジワ」の日の姫ブログ。

今は、コロナという世界レベルの災害にみんなの意識が問われているワね。
今日は「津波てんでんこ」という言葉に見習って
「コロナてんでんこ」のことを書くワ。

「津波てんでんこ」って何?

「津波てんでんこ」って言葉、聞いたことあるかしら。
東日本大震災の時に、話題になった言葉ね。
「てんでんこ」は「めいめいに」。
津波の時にはそれぞれめいめいに逃げなさい!という教えよ。

てんでんことは各自のこと。海岸で大きな揺れを感じたときは、津波が来るから肉親にもかまわず、各自てんでんばらばらに一刻も早く高台に逃げて、自分の命を守れ-という意味だ。

産経ニュース「生存率99・8%「釜石の奇跡」「津波てんでんこ」の教えの正しさ 都司嘉宣」より引用

この言葉だけを聞くと、自分のことだけ考えて逃げる利己的な意味合いに取られ
きちんと理解されていない面もあるようね。

でもこの言葉が意味するものは
「まず自分がしっかりすることが大事」ということだと思うワ。

「釜石の奇跡」の背景には
「大きな地震が起きたら、とにかく早く、自分の判断でできるだけ高いところへ逃げる」
という防災教育指導が徹底していたと言うワ。

とにかく自分の判断で!

これがとても大事なことヨ。

コロナ禍では自分の行動がますます問われる

今言われているのは、自分勝手な行動が、世界に大迷惑をかけかねない、というハナシ。

「津波てんでんこ」の教えの中で際立つ教えは「自分の命は自分で守る」ね。
でも実は「津波てんでんこ」には4つの意味があるの。
(参考:「津波てんでんこ」ウィキペディア(Wikipedia)

  1. 自助原則の強調(「自分の命は自分で守る」)
  2. 他者避難の促進(「我がためのみにあらず」)
  3. 相互信頼の事前醸成
  4. 生存者の自責感の低減

この4つ、コロナ禍に照らし合わせてみましょう。

(1)「自分の命は自分で守る」のよ。

自助原則の強調(「自分の命は自分で守る」)

感染拡大をくいとめ、医療崩壊を止める。これが結局自分を守ることになる。
そして、家族、周りの大事な人々を守る。
そのためにまずは、自分の命を守るためには率先して、ウイルスを広げる行動をしない。
いわゆる「NO!三密」ね。

それが結局、

(2)他人の命を助ける行動にも繋がっている。

他者避難の促進(「我がためのみにあらず」)

だからこそ、おのおのが、それぞれが、行動制限に気をつけなければ意味がないのよね。

自分だけは良いだろうと勝手な判断をして、勝手な行動をすると
まわりまわって、自分に帰ってくるのがコロナよ。

(3)あらかじめよく話し合っておくことが大事

相互信頼の事前醸成

「津波てんでんこ」ではいざという時のために、事前に「てんでんこ」の話をするのだそう。
それぞれに逃げると言うのは、弱者を置いて逃げろ、ではない。
事前に寝たきりの人をどう避難させるのか事前によく話し合っているということよ。

コロナにおいても、今どういう行動をすべきなのか、家族で共通認識でいることは大事なはず。

(4)もし自分のせいで・・?

生存者の自責感の低減

もし身近な人がコロナでなくなって、その理由に自分の行動の一端があったらどうかしら。
だからやっぱり、今はそれぞれがやれることをやるしかない。

「コロナてんでんこ」!ね。

行動は臨機応変に!

幸い、買い物もできる、通院もして良い、3密を避けての散歩や運動は良しとされている。
だからその分、別の小さな密が発生しているワ。

スーパーは普段より混んでいる。品不足のものが売られれば行列になる。
こんな時は、我が生活を守るために、バーゲンセールのごとく必死になるのではなく
できることをしましょう。
例えば

  • 家族散歩のついでにスーパーに行ったとしても店内に入るのは一人に
  • マスクは予防ではなく拡散防止なので、常に装着
  • マスクが買えなければ作る、または作れる人から譲ってもらう
  • 店内の混雑が激しそうであれば、時間を変える
  • 買い物の頻度を減らす
  • ハンドソープがなければ石けんで!

などね。他にもいろいろあるはずよ。
できることで良いのよ。状況に応じていろいろな手があるはず。

マスクについてはカオルPが自作時の記事を書いているから、よかったら見て。
防災時にも役に立つ!「手ぬぐい」でマスク作り色々