![](http://waraijiwahonpo.com/wp-content/uploads/2019/06/wjhiconymaru.jpg)
はーい!シワ姫よ!
8のつく日は「笑いジワ」の日の姫ブログ。
今日は「色」のハナシ。
ここの管理人のカオルPも姫もカラフルなのは大好き。
白統一の収納とかインテリアのファンが多いのは知っているけど、色を楽しむ方がスキなのよね。
みんなにもスキな色っていうのがあると思うワ。
何色がスキかしら?
姫は「黄色」と「水色」がスキ。このサイトのテーマカラーにもなっているデショ。
カオルPはそれに加えて「白」もスキなんだって。
人によって好みも分かれる色だけど、今日はその「色」について
科学的な視点でお話するワ。
色は元々「物質」
今でこそ、どんな色でも気軽に楽しめる画材がたくさんあるけれど、
昔はそうではなかったワ。
![](http://waraijiwahonpo.com/wp-content/uploads/2020/08/dscf1136-1024x683.jpg)
もともと「色」は顔料。
その顔料はいわゆる鉱物から出来ているのよね。植物のものもあるワね。
色鉛筆や水彩絵の具はきっとみんな手にしたことくらいあるワね。
1本1本に色の名前がついているデショ。
姫はその名前が面白くて、よく見るのだけど、
お花の名前が使われていることも多いけれど、
「コバルトブルー」とか「アメジスト」とか、鉱物の名前が使われているものも多いワ。宝石の類とかね。
単純に、
その宝石の色に似た色だから絵の具にもそういう名前をつけたのかな?
と思うかもしれないけれど、
そもそも、その「色」ってどう作っていたのかな?原料は何?
と考えるきっかけになったワ。
昔の絵の具は、色を出すために、色を持つ鉱物を利用していたのヨ。
土や岩から作っていたといえば分かるかしら。植物から作る場合もあるワ。
高価な宝石から作られる絵の具は高価!
そもそも宝石自体が貴重で希少で高価だったりするワね。
そんな宝石から作られる「色」、「絵の具」はとっても高価だったの。
なかでも有名なのが「ウルトラマリン」と呼ばれる色で、真っ青で美しい青。
この原料が「ラピスラズリ」という宝石。
この宝石から作られる青い絵の具自体が宝石のような扱いをされていたということヨ。
なので高貴な人の衣装に青が使われることが多い。
その面積が大きければ大きいほど、高貴だということが伝わる。
逆に言えば、
使いたくてもそうそう簡単には使えなかった色だったとも言えるワね。
色名には由来があるから面白い
12色程度の色鉛筆や絵の具だと、なかなか面白さに至らないのだけど、
36色くらいそろってくると面白いかもしれないワ。
![](http://waraijiwahonpo.com/wp-content/uploads/2020/01/dscf9870-1024x683.jpg)
この写真の色鉛筆は、なかなかの年季物で未だ現役(それだけあまり使ってないとも言えるケド)、ちょっとこの色鉛筆から面白そうな色名をピックアップしてみるワね。
- バーミリオン
- セラドン
- クリムゾン
- バンダイクブラウン
- ジョンブリアン
どう?色名を聞いただけでどんな色かイメージできる?
どんな色かはちょっと調べてみて欲しいのだけど、
名前の由来がいろいろ。
![](http://waraijiwahonpo.com/wp-content/uploads/2020/08/dscf1217-1024x683.jpg)
バーミリオンといえば硫化水銀にいきつくし、
バンダイクブラウンは何と人の名前!
セラドンは磁器?
ああだからセラミックの「セラ」がついているの?
人の名前が色名になるくらい、その人はその色をスキだったの?
そんなことがうかがえたりしない?
色のイメージは歴史とともに
過去、高貴だとされた色は高価だった色。
そういう色は決まっていて、今でもその色を見ると高貴だし尊いと感じる。
それは歴史が私たちに刷り込んできたものなのヨ。
面白いワね。
姫の好きな水色は青の仲間だけれど、
青ではないの。
青だとちょっと高貴だし知的すぎる印象にならない?
そこを柔らかくしてる感じがスキなのかもね!姫っぽいデショ?
高貴だけど、ちょっとフレンドリー?笑
今は色の合成技術が発達したから、
どんな色でも気軽に手軽に手に入るワ。
でも、私たちが持つ色のイメージというのは顔料とコストの関係、
そんな歴史が作ってきてると思うと面白いワね。
淡い色は優しい色とされるけれど、安っぽい色という言い方になることもあるワ。それもそんな理由によるところネ!
参考文献「絵を見る技術」