カオルPです。
2019年に「ほめ写アンバサダー」になりました。
「ほめ写プロジェクト」は昨年2018年に始まったもので、アメブロの方にもいくつか記事を書いています。
写真が自己肯定感アップに役に立つ!ってほんとかな?
子育てにおいて写真が子供をプラス思考にする。
なんとなく実感されている方も多いのではないでしょうか。
そんな実感にエビデンスをつけたのが「ほめ写プロジェクト」です。
プロジェクトでは、教育評論家の親野智可等氏をリーダーに、
客観的・科学的データのエビデンス開発として公立諏訪東京理科大学 教授の篠原菊紀氏、
東京学芸大学総合教育科学系 教授で臨床発達心理士の岩立京子氏
と、学者さんたちが参画しており、科学や心理面での実証も進めているそうです。
これにより、私たちアルバム大使や写真整理アドバイザーが、
「写真がなぜいいか」をお話ししやすくなったというのはあります。
子育て中のママに「アルバム」や「写真を飾る」ことのメリットが、
とても伝えやすくなったと感じますし、ママ達の反応も違います。
実際に体験してみた我が家の変化
ほめ写プロジェクト開始のタイミングで、我が家でも「ほめ写」生活をやってみました。
家族が楽しそうな写真、子供たち本人が頑張っているシーン、などをいつも目に触れるような場所に飾る。そして、写真を見ながら子供達に語りかける(ほめる)。
簡単に言えばこんな感じ。
(詳しくはほめ写プロジェクトHPをご覧ください。こちら)。
直後の反応はあまり?小六では遅い?
当時子供達は小6。写真を見て素直にキャッキャ言うのはやはり小学校低学年以下。
なのでの「大喜び!」という感じはありませんでした。それまでも写真は飾っていたので、大きく変化したわけではないというのもあるでしょう。
ただ、一気に写真を増やしたので、その迫力には驚いていた様子。
ちょっと恥ずかしそうな感じはありましたが、まんざらでもないといったところでした。
変化すべきは親の方?
この「写真大増量」前後で何か子供たちが変わるのだろうか????
子供たちに(我が家は双子です)、いろいろ聞いてみました。
・自分のことが好きか?
・自分はいろんなことが出来る方だと思うか?
など。このあたりの質問はこちらの「自己肯定感チェックシート」が参考になります。
これでショックを受けたのは私でした。
双子の二人ですが、性格は月と太陽ほどに違います。
物静かで石橋を叩いて渡るけれど、プライドとこだわりの強い息子。
明るくて、思ったことはスラスラしゃべれる要領の良い娘。
何がショックかと言うと、
普段明るくて、なんでもこなし、言いたいことはベラベラ話す、そんな娘を見ていて
私は彼女はきっと自己肯定感が高い!と思い込んでいたんです。
ところが、聞いてみると、全然そうではない!
私に愛されている感じがないと思っていたみたい!!!ええっ?!
こ、これはまずい〜〜〜!!!
おそらく私は彼女のサッパリした性格に甘えて、よくないことも言ってたんでしょう。
また息子が自分を責める気質があるので、
そちらに気をとられていたということもあったように思います。
これを機に、私の方が子供への接し方に改めて気を遣うようになりました。
カオルPが心がけている二つの言葉
これまでも「ほめ上手たれ!否定はするな!」と心では思っていましたが、
イラっとしたり、態度に腹がたてば、なかなか上手くできないことはしょっちゅう。
それも人間だからお互い様ということもあるし、そういう部分をなくすのは、なかなか難しい。
とっさの感情に関係なく、できることとして。
ということは心がけています。
大人って子供を自分の所有物と思ってしまうところがあったりするんですが、本当は違いますよね。
ちょっと靴をそろえてくれたら「あらありがと」
ちょっと言いすぎたかなという時や、間違ってたなって時は「ごめんね」。
後者の「ごめんね」は、言えない人が本当に多いなあと、大人になっても感じます。
その一言があるかないかで、違うことは多いはず。
とくに子供は「ごめんね」と一言言ってもらえれば、大人みたいに根に持たず、
「あ、お母さんでも間違えるんだ!」となり、笑顔を見せてくれるんで、かえって救われます。
とにかく母はあなたが大好き!ということもよく言うようにしました。
結果、今は結構自分に自信がありそうな二人です。
冗談ぽくでも「俺って(私って)天才だから」とか言うようになったのですからね。
肝心の「ほめ写」効果は?
じゃ、写真使わなくても、親の態度と声かけを変えるだけでもいいんじゃない?
と思われるかもしれません。
これは正直そうだと思います。
今日たまたま見ていたNHK「あさイチ」では、親子でお菓子を作ると子供の幸福感が上がる!と紹介していました。よくよく聞いていたら、そのお菓子作りの工程で子供を認めてあげて、出来たところを褒めるのが肝心と言っている。
まさに「ほめ写」と同じです。
ただ写真の場合は、貼っておけば良いし、それがあることでさり気なく、無理なく話ができるというのはあります。また、いつでも目に入ることで、良い思い出が刷り込まれ、それが家族の礎になるとは思います。
撮ることにもっと目を向けるように
今子供達は高校生ですが、中学生ともなるとまともに写真を撮らせてくれません。
嫌がります。
でもここで褒めます。可愛い子供達のその存在を残したいと言うわけです。
「母は、かわいいあなた達をとっておきたいの!。
だから撮るのにつきあって!お願いっ!!」
とか甘えてみたりする。すると、いやいやなかがらも付き合ってくれたりします。
「しょうがねえなあ」みたいな(笑)。
ごねても母がしつこいのでかえって時間がかかると思ったのかもしれません(笑)。
それも「たくさん写真が家にあるのが当たり前だから」なんだと思います。
ここ実は大事なことだと思うんですよね。
子供達は大人になって独り立ちする時もアルバムは欲しい!と言っています。
このアルバムね↓
10年20年たまった写真も整理できる!「二十歳のお祝いアルバム」のススメ
写真を選んでプリントして飾ったり、アルバムにしたりは、ステップを踏まなくてはできません。
その経緯そのものにも嬉しさを感じるのだと思います。
今の子供達はデータに慣れている分、形の価値をちゃんとわかっています。
お友達が家にきて、写真を眺めている時なんかは、ちょっと嬉しそうに写真の説明をしています。
予備情報ですが、
ほめ写アンバサダーになったのは、アルバム大使だったことがきっかけ。
カオルPはアルバム大使マスター講師なので、アルバム大使認定講座も開講していますよ。
この記事は2019年7月16日に公開したものですが、加筆訂正して2022年5月10日に再度アップしました。