こんにちは。カオルPです。
カオルPは双子のお母さんなのですが、双子母には言わない方が良いNGワードをお届けします。
そんなこと言ったらただでさえ大変なお母さんの心がささくれるから気をつけてね!
というお話です。
初めての子供が双子!体力も精神も不安な双子母
初めての妊娠・出産は期待も多いけれど、不安もたくさんですよね。
双子の場合は、妊娠中から大変なことがたくさんあるんです。
双子ママ友達がたくさんおりますが、
妊娠中も普通でないことだらけなのは私に限ったことではありません。
ちなみにカオルPの場合は、妊娠後期はお腹が重くて重くて大変でした。
仰向けに寝ているのも大変だし、といって座っていても辛い。歩くのももちろんしんどい。
さらに、妊娠高血圧症候群で高血圧になり、早めの帝王切開となりました。
つまり、子供は小さく生まれてきます。
これだけでも不安要素になりますよね。こうなると、自分を責めてしまうお母さんも多いと聞きます。
カオルPは大学病院出産だったので、母子ともに何かあっても病院にお任せできる!お任せする!
という感覚でした。
自分を責めるとか以前に「母子ともに死なない事が大事!」といった思いは、双子母だったからなんでしょうか。
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双子のお世話は夫婦そろってても手が足りない!
一人のお子さんであれば、お母さんがメインでお子さんを見るとして
そこにお父さんがいれば、それは余力となり大変な戦力。
ですが双子は、パパ・ママ一人ずつが一人ずつ抱っこしたら、手は空いてません!
パパ・ママが揃ってても余力は生まれないのです。
ここに祖父母などが来てくれることで、ようやく余力が生まれます。
それほど気負わなければ、そこまでナーバスな話でもないのですが、
でもまあ、そういう感じにはなります。
それだけに「二人同時でごめん」といった妙なマイナス感情も生まれやすいかもしれません。
ちょっとベビーカーでお出かけも沐浴もハードルが高い!
ママ一人で二人をベビーカーにセットするのも結構大変。お風呂はかなり大変でした。
一人洗ってる間、もう一人をどこに置いておこうか。
一人お風呂から出したら、続けて二人目をお風呂に入れなくては。
それなら一人目はさっとタオルを巻けるようにしておかないといけないな!とか。
段取りをしっかり考えてやっていましたね。
なにしろ、ベビーは自力で動けないのですから。
離乳食一つとっても、お悩みが独特
二人にミルクやご飯をあげるのも、時差が出れば、ずーっとご飯をあげてるような感じになります。
ですが実際には必ずしもペースは揃うわけではありません。
子育て中のママの話題で離乳食の話も当然あるでしょう。
しかし、双子母が「離乳食どうしよう」と言っている時は「どうしよう」の意味が違います。
離乳食のメニューとか離乳食の始め方うんぬんではないのです。
それは勿論あるのですが、「どうやって二人にあげよう」と悩んでいたりします。
そんなわkで、双子母同士でないと気持ちをシェアできない感覚はいつもありました。
そういえば、双子がそろって胃腸炎になったときは、上から下からの大騒ぎ(意味わかるよね?)。
しまいに親やおばあちゃんも具合が悪くなる始末。破壊力半端なかったですよ。
今では笑って話せますけれどね。
双子母がナーバスになるNGワード
そんなわけで、「自分は人とちょっと違う!」「ちょっと大変!」
と基本的に双子母は思っていたりするんです。
「でもちゃんとやらなくては!」と思いがちなお母さん業だし、中には「双子同時で愛情半分ね」なんて言う人もいますから、どこかにマイナス感情もあったりします。
だからこんなことを言われると、ちょっと嫌なわけ。
- 一度に済んでいいわね!
- 双子より年子の方が大変よお!
- 不妊治療したの?
他にもいろいろあったような気がしますが、だいぶ忘れてきました!
実際に、何度か言われた言葉です。
言ってる方は、全く悪びれないし、深い意味もなく言ってることが多いのですが、
こう言い換えていただきたいものです⇩
- 二人同時は大変ね。偉いわね。
- うちは年子だったから、双子の大変さも想像がつくわ。
「一度に済んでいいわね!」
そう思うなら、やってみろ!という話。
双子や多胎は、妊娠中から母子ともに命に関わる危険をはらんでいる場合もよくあります。
あまり気軽に言うべきではありません。
出産時に、出血多量で救急搬送になった双子母友達もいましたよ。
「双子に憧れてた〜」というのもよく言われましたが、まあ、これはギリギリセーフかな。単純に羨ましいんだよね?ってところで。
「双子より年子の方が大変よお!」
これもまれに言う方がいて、びっくりしました。
何ですかね。大変自慢???比較するものなんでしょうか?
「私の方が大変だったんだから、双子はまだマシよ!」って言いたかったのでしょうか。
そんなこと言われても何の救いにもならないですよね。
「一人より双子の方が絶対大変!」と思っていた私ですが、
子育ての大変さは人数で決まるわけじゃないなあと思うようになり(当たり前なんですが)、
大変さは人それぞれで、決してそれに優劣をつけるようなものでないですね。
一人でもとても手がかかる、重い病気を持っている、ということもあります。
みんなそれぞれに大変で、それぞれに良いことがあると思います。
「不妊治療したの?」
双子ベビーカーでお散歩していて、知らない人に突然言われたことがあります。
その方は、それで苦労された方だったようなので、世間話の延長線だったのかもしれません。
でも、不妊治療うんぬんは、すごくプライベートな事かと思うので、
そもそも、言い換え以前に言う必要がないよなあと思います。
そうだとしても、そうじゃないとしても、
答える方には違和感しか感じられないんじゃないですかね。
双子であってもそうでなくても
お母さんは基本、頑張っていると思うんです。
そこに、あーした方がいい、こーした方がいい、と言うのはどうなんでしょう。
そうしたくても出来ないことだって多いと思うんですよね。
手助けをする気があるなら、言葉で注文をつけるのではなく、
むしろ聞き役になり共感するだけでも十分です。
ママの愚痴は、解決を求めているのではなく
「ただただ聞いて欲しい」という場合の方が多いのです。
今はすっかり健やかに育った双子なので、
上記のような、もやもやとした記憶もかなり薄れてきましたけれどね!
双子妊娠中、とてもお世話になったムック(私が持っていたものの最新版です)。