※この記事は2023年1月12日に投稿したものですが、2024年12月19日に加筆して再投稿しています。
あなたのお家にはプリンターはありますか?
カオルPは仕事柄、プリンターはお家にあって欲しい人です。
ヒューレットパッカード、キヤノン、エプソンと使ったことがありますが、エプソン製に落ち着きました。
最近、長年使っていたEP-803Aがさすがにくたびれてきたので、買い替えることに。
2010年頃購入したので、もう10年以上も頑張ったのですね。
パソコン側のOSアップデートでスキャナ機能が使いにくくなったのも買い替えの理由です。
エプソン製を新調することは決めていましたが、機種には悩みました。
複合機であること(コピー、スキャン機能付き)、A4まででOKというところは決まっていましたが、以下EW-M873Tを選んだ理由を紹介します。
エコタンク方式VSカートリッジ方式
まずは、ここ最近出てきたエコタンク方式の存在は気になります。カートリッジ方式は常にインク切れを心配する必要があり、値段はもちろん購入の手間もストレスでした。
EP-803Aを購入した時は、写真画質を気にしていました。
ですが、最近写真はネットプリントで頼んでいるし、プリントするというとほぼ仕事の資料。
それなら運転コストの良いエコタンク方式で良いかなと。ただ、写真を急ぎ家でプリントすることはあります。その際、画質が悪いのはちょっと困る。
店頭で下表ニ機種のプリント見本を見ました。いずれも「写真も文書もきれい」とうたっている製品になります。
写真画質は確かにカートリッジ方式の方がわずかに上でした。
わずかに、と書いたのはよく見ないとわからないレベルということ。比較するからこそ分かるレベルです。
例えば肌の階調なんかはカートリッジ方式の方がよく出ていました。ですがエコタンク方式でも綺麗で十分に許容範囲です。ただ、導入コストはカートリッジ方式の方が安いです。
エコタンク方式、カートリッジ方式それぞれのタイプのメーカーおすすめ機種の値段を比較してみました(2023年1月12日現在のamazon価格)。
エコタンク方式 | カートリッジ方式 |
EW-M754TW/TB | EP-885AW/AB/AR |
42,500円 | 35,011円 |
使っていたカートリッジ方式のEP-803Aはしょっちゅうカートリッジを買い替えていました。しかも1本1000円以上します。プリンターは一度買うと意外と長く使いますし、運転コストを優先させエコタンク方式にすることにしました。
2024.12.19追記
エコタンク方式を購入して1年ほど経ちましたが、その間一度もインクを買わずに済んだことを補足しています。印刷の頻度はそれほど変わっていないはずなのに。
カートリッジ式の時は古かったせいもあるかもしれませんが、しょっちゅう買い換えていましたし、常に7色のインクの替えを在庫しておくのがストレスだったので本当にエコタンクにしてよかったと思います。インク代の元はすぐに取れると思います。
有線LANで接続したいかも!
エコタンク方式に決め、特にこだわりもないのでメーカーさんオススメの「迷ったらコレ」のEW-M754TW/TB で良いかなと思ったのですが、ちょっと考え直すことに。
今まで使っていたEP-803Aはなかなか高機能でした。有線LAN接続が出来たのです。当時は「無線がこれから当たり前になっていくよ!」といった時期なので、LANポートは重要だったのかもしれません。
今でこそ「LANポートって何?」という感じですが、我が家はネットワークでプリンタ共有をします。
家族がそれぞれのデバイスから印刷をしたがるのです。こういった場合、ネットワークが上手く繋がらないとストレスになります。実際にはこの古い方でもスマホからの出力は問題なかったですし、有線でプリンターを繋ぐとなると置く場所が制限されます。普通なら有線LANは必須な機能ではないと思います。有線LANは個人的には推し機能。ついていると安心、といったレベルです。
小さいサイズをプリントしたい!
あと選択の基準となったのはプリントできる用紙サイズ。
使っていたEP-803Aは名刺サイズをプリントすることはできませんでした。A4でスリットが入っている名刺用紙ならもちろん大丈夫ですが、最初から名刺サイズになっている用紙は受け付けてくれません。これが私にはちょっと残念ポイントだったのです。
A4サイズの名刺用紙だとどうしても切り分け時にフチがギザっとなるし、1枚だけプリントってわけにいかないんですよね↓ちょっとしたカードを1枚作りたいということもありますし。
名刺サイズ用紙↓こちらなら1枚からでもプリントできるしフチもスッキリ。
残念ながら「迷ったらコレ」のEW-M754TW/TB では、このサイズに対応していないんですよね。
有線LAN対応&名刺サイズ対応のエコタンク方式となると、もう!一択でEW-M873Tなのです。
スキャナーの解像度はどう?
仕事柄、写真をスキャンするケースというのがあり、ここも気になるところ。
なんと、スキャナ解像度についてのスペックはカタログに記載がありません。店頭で聞いたところ、EW-M873Tの方がEW-M754TW/TBより上だったと思いますが、数値までメモしませんでした。サイトをよく確認したところ、載っていました!
EW-M873T | EW-M754TW/TB |
主走査1,200dpi/副走査:4,800dpi | 主走査1,200dpi/副走査:2,400dpi |
おっ。やはりEW-M873Tの方が上なのですね。
このあたりで気持ちはEW-M873Tに傾いています。
エコタンク方式対決!EW-M873TとEW-M754TW/TB 気になる値段は?
EW-M873T | EW-M754TW/TB |
有線LAN・カードサイズ印刷対応 | 有線LAN・カードサイズ印刷非対応 |
60,000円 | 42,500円 |
(2023年1月12日現在のamazon価格)
あらっ!これは結構な違いですね。
EW-M873Tは多機能で、給紙方法の種類が多く、ディスクレーベルプリントにも対応しています。買ってから知ったのですが、ストレート給紙で厚紙印刷もできるようです。正直、その辺りは不要なので、その分安いと嬉しかったのですが、ラインナップの構成上、そうもいかなかったのでしょう。
ただEW-M873Tの方が印刷スピードやコストは有利。そのあたりも加味し、ちょっと奮発してEW-M873T を購入しました。
ですが、まあ実際のところ、私の場合は少しのこだわりを加算していったら、これになったという話。正直高い買い物をした感があります。あとはランニングコストダウンに期待するしかないですね!
ですので、迷ったらコレ!のEW-M754TW/TBでも十分かと思います。
写真も文書もよく印刷する方でしたら、エコタンク方式でEW-M754TW/TBを購入されたら良いと思います。こちらだと何と筐体が2色用意されていて、白と黒から選ぶこともできますよ。
ご参考になれば!